訪問リハは子育て中だとつらい?実際に働いて感じたこと

ワーママ

訪問リハは、お給料がいいというイメージを持っている方も多いかもしれません。

実際、子どもが生まれる前の私はそうでした。
訪問件数をこなせば、インセンティブもつきますし、
病院勤務から訪問リハに転職してよかったと思っていました。

でも、子どもが生まれてからはそう簡単にはいきません。

保育園からの急なお迎え要請。
休む時のスケジュール調整。
利用者さんへの連絡や振替対応。

子育てと訪問リハは、意外と相性が良くないと感じることがあります。

今回は、実際に子育てをしながら訪問リハで働いて感じたことをお話しします。

ママリハ
ママリハ

子育て×訪問リハのリアルを書いてみます。

子どもの体調不良との相性が良くない

実は訪問リハ、保育園からの急なお迎え要請があってもすぐには帰れません

例えば、利用者さん宅ですでにリハビリ介入しているとき。
当然ですが、途中で切り上げて帰るわけにはいきません。

また、お迎え要請のあとにも訪問予定が入っている場合は、
利用者さんやケアマネへ連絡し、訪問の調整をしてから帰る必要があります

代わりに訪問できるスタッフがいればお願いすることもできますが、
私の勤務先では、みんな訪問に出ていて事務所にほぼいません。

利用者さんやケアマネへ連絡するときは、
振替日程の案も一緒に提示して、その場で決められるのが理想です。

そのため、緊急事態でない限りは、ある程度調整を済ませてから早退することになります。

でも、その間も頭の中では
「早くお迎えに行かないと!」
焦っています。

全部を丸投げして、一刻も早く我が子を迎えに行きたい。
それが正直な気持ちです。

子どもの体調不良は避けられません。
だからこそ、訪問リハと子育ての両立は難しいと感じています。

ママリハ
ママリハ

代わりがいないというのは結構大変でした。

訪問ならではの大変さもある

子育てとの両立の他にも、訪問ならではの大変さがあります。

まずは、これからの季節に悩まされるエアコン問題

高齢になると暑さを感じにくくなると聞きますが、本当にその通りで、
「こんなに暑いのにエアコンをつけてないの?!」と思うことがあります。

「そんなに暑くない」
「エアコンの風が苦手」

理由はさまざまですが、熱中症のリスクは高くなります。

利用者さんの体調も心配ですし、その中で体を動かすこちらもなかなか大変です。

お願いだからエアコンをつけて~と思いながら、リモコンに手を伸ばすこともあります。

次に、家の匂い問題

独特の生活臭がする家もあれば、
寝たきりの方で排泄物の匂いが部屋に残っていることもあります。

もちろん息を止めるわけにはいきません。

こればかりは訪問リハをしている以上、避けては通れない部分だと思っています。

そして雨の日
靴や靴下が濡れてしまうことも少なくありません。

人様のお宅へ上がる以上、靴下が濡れてしまったときは履き替えます。

予備を忘れたときは、コンビニで買うくらいの気持ちでいます。

そして、一番責任の重さを感じるのが利用者さんの急変リスクです。

頻繁にあるわけではありませんが、
訪問したら倒れていた、
リハビリ中に転倒してしまった、
ということは十分起こり得ます。

その場にいるのは自分一人です。

誰かにすぐ相談できる環境ではないからこそ、
状況を判断し、対応しなければなりません。

その責任の重さは、訪問リハで働く中で常に感じています。

ママリハ
ママリハ

訪問で働き始めるまでは、大変なことといえば、「利用者さんの急変リスク」しか思い浮かばなかったです。

人との関わりが意外と多い

これは意外でした。
訪問リハで働く前は、移動とリハビリしかないのかと思っていました。

ただ何も知らなかっただけなんですけど、そんなイメージを勝手に持っていました。

関係者との連絡が意外と多い

実際は、時間変更や大きな状態変化、サービス内容の変更、利用者さんからの希望など、
何か変わったことなどがあればケアマネへ連絡します。

担当看護師にも情報共有をする必要があるので、看護師さんにも連絡します。

電話で連絡することもあれば、メールやLINEで連絡することも。

常勤であれば、その連絡の時間も勤務時間内ですが、
非常勤の場合、会社に出勤していない時間は勤務時間として扱われません。

お給料が発生するなら毎回出勤してから、連絡したいという気持ちは山々ですが、
通勤時間が片道25分。約1時間を無駄にしてまで、10分程度で済む連絡のために出社するのは
時間もガソリン代ももったいなさすぎる…と思ってしまい、
自宅から連絡することも多くあります。

自由な働き方のメリットがある一方で、
このあたりは非常勤ならではだなと感じています。

記録を書くタイミングが難しい

記録を書くタイミングには前々から困っています

私の勤務先では、「訪問時間内にタブレットでの記録を終わらせる」という決まりがあります。
一応、終わらなかった場合は会社や車内で記録をしてもいいことにはなっていますが、
おおむね訪問中に書かなければなりません。

でも、記録をしている間に、利用者さんやご家族からの話かけられると
それを無下にはできないので、つい話をしっかり聞いてしまい、なかなか記録が進みません。

話しかけずに記録が終わるのをじっと待ってくれている利用者さんもいますが、
それはそれで逆に早く終わらせないとと焦ってしまい、結局途中で切り上げてしまうこともしばしば。

なかなか難しい問題です…。

ママリハ
ママリハ

人との関わりがこんなにもあるとは、思っていなかったです。

それでも訪問リハを続けている理由

子育て中の訪問リハは大変なことが多くありますが、
この仕事だからこそのやりがいもあります。

利用者さんと1対1の環境で、じっくり関わることができます
リハビリの仕事はもちろんおもしろいですが、
病院勤務の頃よりも、会話を大事にするようになったかもしれません。

体調面の話はもちろん、戦時中の話や、利用者さんが子育てをしていた頃の話なども聞かせてくれます。
また、私の子どもの話をすることもあり、一緒に成長を喜んでくれたり、
子育てで困っていることなどを話せば、アドバイスをくれたりもします。

育児の大先輩からの話なので、結構為になることがあります。

あとは、車移動がメインなので、一人の時間があってリフレッシュできます
ほっと一息つける時間があるとないのとだと、大違いだと思います。

大変なこともありますが、リハビリのやりがいを感じられるので、
私は今も訪問リハの仕事を続けいています。

ママリハ
ママリハ

リハビリの仕事は好きなので、これからも続けていきたいです。

常勤時代は大変だった

子育てしながらの常勤時代は、大変でした。

初めての子育てで、どのくらい子どもが体調を崩すのかも分からず、
それでも時短勤務なら大丈夫ろうなんて安易な考えで育休復帰しました。

実際は、1か月に1週間は休むし、多いときは半月休み。
元気だったとしても、朝の準備はなかなか進まずいつも時間ギリギリ。

余裕がなくなってついつい子どもを叱ってしまっていました。

なんで私だけ仕事を早退したり休んだりして利用者さんに迷惑をかけないといけないんだろうと、
毎日働いている主人と自分を比べて、かなり凹んだこともありました。

当時の私には、常勤と子育ての両立は想像以上に大変でした。

それなので、2人目の育休復帰後は非常勤という働き方にしました。

前よりも時間に余裕ができたので、心にも余裕が生まれました。

これから担当件数が少し増えたら、また生活に変化が起きるかもしれません。
それでも今は、この働き方が自分に合っていると感じています。

私の場合、子育て中は仕事の優先順位が前よりも下がりました。
だからこそ、働き方を変えるという選択には後悔はありません。

そんな今の働き方が、私にはちょうどいいのかもしれません。

ママリハ
ママリハ

無理せず「ちょうどいい」を続けていきたいです。

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